わたしの人生繁盛論04 製造会社推進室主任 金鑫 わたしの人生繁盛論04 製造会社推進室主任 金鑫
夢は日中の食文化交流情熱とガッツで道を切り拓く営業の若きエース
PROFILE

2019年入社、中国貴州省出身。西原商会 製造会社推進室所属。好奇心旺盛で「何事もまずやってみる」がモットー。年間150日以上の出張で国内外を飛び回りつつ、ご当地グルメも楽しむ行動派。

日本に興味を持ったのは、大学時代に日本語学科で学んだのがきっかけです。大学卒業後は長崎の大学院に留学。いつしか培った知識や語学力を活かし、日本の商社で働きたいと考えるようになりました。そんなとき、西原商会に出会ったんです。社長が「日本の食文化を守りたい」との思いから、小豆島の佃煮製造会社・亜味撰のM&Aを行ったと聞いて感動しました。「私も日本の食を盛り上げたい」と亜味撰の営業職を希望しました。うれしいことに内定が決まり、念願の亜味撰に赴任することに。でも、最初は小豆島での生活に不安がなかったわけじゃありません。私は中国貴州省の内陸出身で、離島の暮らしが全く想像できませんでした。そのことを人事部に相談すると、すぐに現地の工場を見学させてくれたんです。実際に工場の人たちと話し、風通しの良い雰囲気や美しい自然にもふれて、心配は吹き飛びました。「西原商会って、人を大切にする会社だな」と心強く感じたのを覚えています。

悔しさをバネに
ヒアリングの才能が開花

入社当初は和食にも佃煮にも詳しくなかったので、お客様に商品の魅力をうまく伝えられず苦労しました。このままじゃ悔しい。まずは知識を増やそうと、各商品の特徴を徹底的にヒアリングしました。先輩やお客様からレシピを教わったり、工場に開発経緯や製法のこだわりを聞いたり。その甲斐あって、売上は徐々に伸びていきました。仕事で大変な時期も、島のみんなには元気をもらいました。休日に工場の仲間と釣りをしたり、春はタケノコ掘りに行ったり、地元のカフェでリフレッシュしたり…亜味撰で仕事の基礎を学べたこと、小豆島での経験は私にとって宝物です。

ショートキャンペーンが大成功
好調な売上を達成!

入社3年目。「製造会社推進室」へ異動になり、関東・北日本ブロックの担当として相模原支店で勤務することになりました。製造会社推進室は、西原商会グループで製造した食品を営業するための部署なのですが、赴任した時、関東の営業メンバーは私一人きりでした。取り扱う製造会社の数も、亜味撰の1社から18社に。どの商品から強化すべきか悩んでいた時、ある主任が声をかけてくれたんです。「キンキンといえば亜味撰じゃない?」その一言にハッとしました。自分の原点である亜味撰の味をもっと多くの人に広めたい。そのためには、売上拡大キャンペーンで商品認知度を上げなくてはなりません。キャンペーンの実現をめざし、新たな挑戦が始まりました。商品を試食して味を研究、製造会社にレシピを取材、営業社員に同行してフィードバックをもらう…こうして集めた情報をもとに実績を分析し、内容を練り上げました。情熱を込めてプレゼンした結果、ついに相模原支店内での亜味撰ショートキャンペーンが決定!ありがたいことに好調な売上を達成しました。さらに2022年2月には関東・北日本ブロック全域にキャンペーンを拡大。大きな実績を上げることができました。リピート受注率もアップして、手ごたえを感じています。

MY MOTIVATION STORY
MY MOTIVATION STORYグラフ

製造会社推進室を全国へ
西原商会の味を世界へ

新人の頃はとにかく商品を売りたい気持ちが先に立っていましたが、それだけではお客様からのリピート受注は見込めません。製造会社推進室の醍醐味は、お客様に多様な商品を提案できるところ。たとえばホテルに営業するなら、他社と比較してどこが強みなのか。居酒屋なら、今までにない新規メニューを提案できるか。業態によってアプローチは異なります。常に丁寧なヒアリングを行い、お客様の目線に立つよう心がけています。お客様から「提案してくれた食材、早速メニューに入れたよ」と言っていただけるのが何よりうれしいです。今後の目標は、全製造会社の売上において、関東・北日本ブロック17営業所を上位にすること。そのためにも、まずは製造会社推進室の基盤をしっかり固めて、全国に拠点を置けるような体制をつくりたい。将来は語学のスキルを活かして、日中の食文化交流にも貢献したいです。西原商会の味を世界へ!夢はどんどん広がります。

home REAL VOICE 製造会社推進室